症状

薄毛治療薬

AGA(男性型脱毛症)の代表的な治療薬としては、「プロペシア」に代表される飲むタイプの薬と「ミノキシジル」に代表される頭皮につけるタイプの薬の2種類に分かれます。
プロペシアというのは製品の名前で、含まれている有効成分はフィナステリドです。
プロペシアというのは飲む育毛剤とも呼ばれており、特に頭頂部の薄毛に大きな効果を発揮すると言われています。

プロペシアは、もともとは前立腺肥大の治療薬として開発されたもので、その後の研究でAGA治療に効果あることが分かりました。
1997年にはAGA治療薬としてFDA(アメリカ食品医薬品局)に認可され、AGAの治療には、ほぼプロペシアが使用されています。
なお、この日本初の飲むAGA治療薬の「フィナステリド」が2005年12月14日に発売されたのに伴い、「医療機関における薄毛治療」が可能になったのです。

薄毛治療に使われる薬としては、プロペシア以外にも外用薬ミノキシジルが有名です。
ミノキシジルは頭皮につけるタイプで直接毛母細胞に働きかけ、それを活性化させることで発毛を促すのです。
ミノキシジル配合の育毛剤は一般的で人気があります。
高血圧の治療薬として使用していた患者に多毛症になる人が多く見られたことから発毛効果が着目され、後に薄毛治療薬として正式にFDAに認可されました。

プロペシアもミノキシジルもFDAから薄毛治療薬として正式に認可された薬です。
しかし発症率は低いとは言っても副作用の発生が確認されていますので、専門医と相談のうえでの使用をおすすめします。

このページの先頭へ