育毛剤の効果には個人差がある

すべての人に効く万能の育毛剤は存在しませんし、効果には個人差があることから、どんな商品を使っても効果がない場合や一向に症状が改善されないケースもあります。
ここでは、個人差を発生させる育毛剤が効かない4つのケースを取りあげてみます。

★1つ目は育毛剤のタイプが頭皮に合ってないケースです。

育毛剤は大きくわけて
男性ホルモンを抑制するタイプ
毛母細胞を直接活性化するタイプ
頭皮の血行を促進するタイプ
毛根に栄養を補給するタイプの4タイプあります。
自分の症状に合わないタイプの育毛剤を使用すると、なかなか効果があらわれないことがあります。


★2つ目は頭皮環境が悪化しているケースです。

頭皮にひどい炎症やかぶれが生じている場合、育毛剤を使用するとかえって頭皮環境を悪化させてしまうおそれがあります。
フケが大量に発生していたり頭皮が油でギトギトになっていたりすれば、いくら育毛剤をつけても意味がありません。
荒れた頭皮には効かないのです。


★3つ目は栄養不足のケースです。

髪の毛は毛細血管から栄養を摂取して成長します。
体が栄養不足になると髪の発育も低下し、細くて抜けやすい毛ばかりが生えてくるようになります。
日頃から3食バランスのよい食事を摂ることが大切です。


★4つ目は使用期間が短すぎるケースです。

育毛剤を使ったからといって明日、明後日に効果が出るわけではありません。
どのタイプにも共通していえることですが、最低6カ月以上の使用が推奨されていますし、
使用を中断してしまうと再び頭皮環境が悪化してしまいます。
多くの育毛剤は効果があらわれるまで最低でも半年間の使用を推奨しているのです。