症状

育毛剤とは

育毛剤は、文字どおり髪の毛の育成を促すもので抜け毛やフケ、かゆみなどを抑えたり予防したりすることを目的に製造されたものです。
販売されている育毛剤は、薬事法によって医薬部外品として取扱いされています。
髪の毛が発毛してから自然脱毛するまでの寿命のことを、一般にヘアサイクル(毛周期)といいます。

髪の毛の成長期・退行期・休止期と周回して行われるのですが、脱毛に悩む人の髪の毛は、完全に成長しきる前に抜けてしまうことが原因になっているのです。
正常なサイクルならしっかり成長してから抜けますが、ヘアサイクルが崩れると毛が成長しきる前に抜けてしまい、いわゆる薄毛になります。
このようにヘアサイクルが崩れる原因には、男性ホルモンの異常・頭皮の血行不良・毛根の栄養不足などさまざまあります。

そのことから、育毛剤にはこれらの原因解決に効果があることが医学的に認められている男性ホルモン抑制剤・抹消血管拡張剤・栄養補給剤・頭皮代謝活性化剤などの医薬部外品での使用が認められている薬剤が添加されています。
育毛剤を使用する際には、「自分のヘアサイクルがなぜ崩れているのか」「抜け毛による、薄毛の原因は何か」を知った上で、その解決に適した育毛剤を選ぶことが必要です。
一昔前までは、「育毛剤=男性が使うもの」というイメージがありましたが、最近では女性でも使うようになりました。
男性用育毛剤の特徴は、過剰分泌している男性ホルモンを抑制する成分が含まれていたり血行促進作用があることですが、女性用の場合には男性ホルモン抑制成分などは含まれていません。
そもそも男性と女性の薄毛・抜け毛の原因は違うようです。
そのため、女性用と男性用では育毛剤に含まれている成分が違ってきます。
女性が男性用を使用すると逆効果になりかねないので気をつけてください。


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